ニュース 医薬 作成日:2011年1月19日_記事番号:T00027821
聚和国際(台湾ホパックス・ケミカルズ)は、開発中のがん治療用試薬「Tc−GP」の臨床試験を急ぎたい考えで、台湾と米国で臨床試験を同時に進める方向で医療機関と調整を進めている。商品化を前倒しするのが狙いだ。19日付経済日報が伝えた。
同社は既に、米子会社シーキュアを通じ、米テキサス州立大学付属メモリアルハーマン病院で十数人を対象に同試薬の臨床試験に入っている。
同社は独自の生産能力を持たないため、大手医薬品メーカーとの提携が不可欠となる。証券会社は、同社ががん新薬のライセンス供与や特許売却で1億米ドル、1株当たり税引き後利益(EPS)で20台湾元(約56.7円)以上の利益を上げるとみている。
同試薬は人体に注射された後、造影処理により、正確にがん細胞の位置を特定するのに役立つ。患者はその後、分子標的治療でがん細胞を死滅させる治療を受けることになる。
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