ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年1月19日_記事番号:T00027824
めっき鋼大手、燁輝企業(YP)は18日、鋼管事業を強化するため100%子会社の鋼管メーカー、鑫陽鋼鉄を新たに設立することを董事会で決定した。今年10月に操業を開始し、アメリカ石油協会(API)規格の原油輸送用の鋼管を主力とする計画だ。19日付経済日報などが伝えた。
新会社の資本金は5億台湾元(約14億円)で、燁輝は3億元を出資する。上半期中に鋼管事業部を分社化し、燁輝の設備を鑫陽に売却する。年産能力は現在の12万トンから25万8,000トンへと倍増し、台湾首位の地位はさらに強固となる。
燁輝によると、これまで手掛けていた鋼管は付加価値の低い機械用が主だったが、API規格製品への参入で利益拡大が狙える。また先ごろ米国が中国製鋼管に高率の反ダンピング課税を適用したことで、台湾メーカーに受注が流れていることも追い風となるとみられる。
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