ニュース 電子 作成日:2011年1月19日_記事番号:T00027833
19日付経済日報によると、発光ダイオード(LED)最大手の晶元光電(エピスター)が、昨年11月に豊田合成(本社・愛知県清須市、若山甫社長)と合弁で設立した「豊晶光電」を通じ、アップルのタブレット型パソコン「iPad」のバックライト向け製品の受注を獲得する見通しだ。
現在iPadおよびスマートフォン「iPhone」向けLEDは豊田合成と日亜化学工業が供給しているが、アップルは円高を受けて他のサプライヤーを模索しているという。アップルのサプライヤーとなるには「全世界で特許侵害の懸念がない」ことを厳しく要求されるが、豊晶光電が販売する全製品を生産するエピスターは、豊田合成と特許のクロスライセンス契約を結んでおり、特許侵害の懸念がなく、低価格でLEDチップを提供できる。このため今後、豊田合成受注分の一部がエピスターでの生産に転換されるとみられる。
エピスターは、今年新たなタブレットPC発売が見込まれる宏碁(エイサー)や華碩電脳(ASUS)、サムスン電子、ビューソニック、リサーチ・イン・モーション(RIM)などの大手ブランドからも受注が期待できそうだ。
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