ニュース 電子 作成日:2011年1月19日_記事番号:T00027835
ロイター通信は18日、消息筋の話として、液晶パネル大手の奇美電子(チーメイ・イノルックス)がタッチパネル部門の分離上場を計画していると伝えた。
報道によると、奇美電はタッチパネル部門の新規株式公開(IPO)を今年下半期にも計画しているという。同部門は昨年の同社売上高で5〜10%を占めたとみられ、スマートフォンやタブレット型パソコンの需要拡大で業績拡大が見込まれる。同社は成長部門を分離上場することで、より効率的に資金調達を行う狙いがあるとみられる。
19日付工商時報によると、奇美電の広報担当者は「市場のうわさにはコメントしない」と述べるにとどまった。
業界関係者は、奇美電の内部でタッチパネル、中小型液晶パネル部門を経営分離すべきとの議論は以前からあったと指摘する。このため、同社がタッチパネル部門を分離上場することはほぼ既定路線とみられる。ただ、タッチパネルと中小型液晶パネルの両部門による新会社を設立するのか、各部門ごとに新会社を説明するのかは不透明だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722