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大やけどのSelinaが退院、S.H.Eが90日ぶり復活


ニュース 社会 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027844

大やけどのSelinaが退院、S.H.Eが90日ぶり復活

 ロケ中に大やけどを負い、治療を受けていた女性人気ボーカルユニット「S.H.E」のSelina(任家萱)さん(29)が19日、90日間に及ぶ入院生活を終え退院した。同日開かれた記者会見で、以前のロングヘアから一変、少年のような短髪姿で登場したSelinaさんは、他のメンバー、Hebe(田馥甄)さん、Ella(陳嘉樺)さんと久しぶりに3人そろってカメラの前に立ち、時折、涙ぐみつつも笑顔で医療チームや、家族、友人、ファンに対する感謝の気持ちを述べた。


事故後、初めて公の場に姿を見せたSelinaさん(中)。身体の動きはぎこちないものの、心配された顔はほとんど以前と変わらず、ペロッと舌を出すなど表情も豊かだった(19日=中央社)

 Selinaさんの事故は、昨年10月22日に上海で行われたドラマロケの爆発シーン撮影中に発生。彼女は全身の54%に大やけどを負い、損傷は真皮全層と皮下組織にまで達した。特に両足と腰が重症で、これまで3度の皮膚移植手術が行われた。

 父親の任明廷さん(59)によると、入院生活前半の40日間は半ば昏睡状態で、命が危ぶまれる状態に陥ったこともあったという。その後意識は回復したものの、激しい痛みが続き、何度も「パパ、痛い、痛い」と叫んだそうだ。そんな彼女が入院中一番楽しみにしていたのは、フィアンセの張承中さん(38)の見舞いだったとか。張さんの献身的な姿に任さんは、「本当に頼れる未来の婿だ」と絶賛した。

 医師によると、Selinaさんは将来、両足へのさらなる皮膚移植が必要だが、1〜2年のリハビリで走ったり飛び跳ねたりできるようになるという。幸い、Selinaさんの美声は、大やけどの影響を全く受けておらず、リハビリの効果次第では数年後の歌手活動再開も期待できそうだ。