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連勝文氏銃撃、検察が「誤射」と断定


ニュース 社会 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027846

連勝文氏銃撃、検察が「誤射」と断定

 直轄市長選挙の前日に当たる昨年11月26日、連戦・国民党名誉主席の長男、連勝文氏が新北市議選に出馬した陳鴻源氏(国民党)の選挙集会で顔面を銃撃された事件で、検察当局は19日までに、林正偉容疑者(48)が土地投資に絡み、陳鴻源氏の父親、陳昭雄氏から受け取ることになっていた200万台湾元(約565万円)の手数料が支払われなかったことに腹を立て、陳鴻源氏を殺害しようと計画したが、現場で誤って連勝文氏を銃撃したと断定した。20日付蘋果日報が伝えた。

 検察は早ければ21日にも捜査結果を公表する方針だ。今回の事件では、連勝文氏が重傷を負ったほか、流れ弾で市民1人が死亡している。このため、検察は林容疑者を殺人などの罪で起訴する方針だ。

 検察はまた、林容疑者に共犯者はなく、単独による犯行で、政治的動機はなかったとの見方を固めた。

 これまで「誤射はあり得ない」と主張してきた連勝文氏サイドは、検察側の結論には同意できないとの立場を示すとともに、起訴状を見た上で対応を決める方針を明らかにした。