ニュース その他製造 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027857
合成ゴム大手、台橡(TSRC)は、川上の天然ゴムおよびブタジエン価格上昇を受け、タイヤの原料となるスチレン・ブタジエンゴム(SBR)とブタジエンゴム(BR)価格を10%引き上げた。春節(旧正月)後に在庫補充需要があるため、今後さらなる値上げが行われるとみられる。20日付工商時報が伝えた。
天然ゴムの産地であるタイでは、豪雨によって昨年第4四半期の生産量が33.4%減少した。今年2〜5月は、1年間で最も暑く収穫が減少する暑期のため、さらに45〜65%減まで悪化し、天然ゴム価格の上昇は5月まで続くと予想されている。
なお、中国では現在、SBRが16万トン、BRが17万トン不足しており、供給が追い付いていない状況だ。このため証券会社は、台橡は今年、粗利益率が26%まで上昇すると予測している。
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