ニュース 家電 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027859
米大手テレビブランド、ビジオ(VIZIO)と、同ブランドの液晶テレビを受託生産する瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)は18日、世界2位の液晶テレビブランド、韓国・LGエレクトロニクスとの2年以上にわたる特許訴訟で和解し、クロスライセンス契約を結んだと発表した。20日付電子時報が報じた。
外電の報道によると、米国際貿易委員会(ITC)は昨年9月にビジオがLGの特許を侵害しているとの裁決を下し、近くビジオの液晶テレビの一部製品の米国販売を禁じるかどうかを正式発表する予定となっていた。
ビジオとLGの特許訴訟は2008年以降、ITCのほか、米国テキサス州、メリーランド州、台北地方法院で争われていた。LGはビジオだけでなく、製造先のアムトランも相手取っていたものの、アムトランはLG傘下の液晶パネルメーカー、LGディスプレイ(LGD)の重要顧客で、合弁工場の設置や技術面でも提携しているため、両社の和解に意外性はない。
なお、ビジオが年初の米家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で発表した、アムトラン設計の「Google TV」プラットフォーム搭載テレビは、下半期に発売予定だ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722