ニュース 電子 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027865
20日付蘋果日報によると、台湾や中国でサムスン電子の半導体メモリーなどを代理販売する至上電子(スプリーム・エレクトロニクス)は、サムスン製品取り扱い韓国最大手のSamtek社と、中国市場を主なターゲットとする合弁会社を設立する計画だ。提携は中国における販路統合と経営体質の改善を目指すサムスンが主導したとみられるが、至上電子の陳銘徳財務長は「最終的な契約にいたっておらず、董事会も通っていないため、詳細は明らかにできない」とコメントした。
観測によると新会社には至上電子とSamtekが1,500万米ドルずつ出資し、3月1日に香港で設立される見通しだ。董事は両社が各2席を占めるが、執行長(CEO)と営運長(COO)は至上電子が派遣し、経営の主導権を握るとみられる。
なお、至上電子の香港子会社から、100億台湾元(約283億円)規模のサムスンのメモリーおよびドライバIC販売業務を新会社に移管する計画とされ、新会社の今年の売上高は150億元を超えるとみられる。
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