ニュース 電子 作成日:2011年1月20日_記事番号:T00027866
サムスン電子やシャープの液晶パネル生産ライン改造による生産能力低下、および中国における春節(旧正月)明けの労働力不足に対する懸念などから、川下ブランド業者はパネル調達を前倒しで急いでおり、友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)の1月受注が予想を上回る状況となっている。20日付経済日報が報じた。
第1四半期は例年オフシーズンに当たる上、さらに今年は欧州で大雪に見舞われていることから購買意欲への影響が懸念されていた。しかし市場調査会社、ウィッツビューの張小彪研究部主管によると、サムスンのライン改造のほか、サムスンやソニーが今春の液晶テレビ新機種発売に向け、今月からAUO、奇美電からのパネル調達を増やしており、両社の1月の大型パネル出荷量は前月比3〜5%の小幅減にとどまる見通しだ。
ただ、液晶パネルは全体的に供給過剰の状態が続いており、1月下旬の大型パネル価格は40インチ以下で2〜3米ドル下落するとの予測だ。
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