ニュース 金融 作成日:2011年1月21日_記事番号:T00027878
保険事業発展中心の統計によると、2010年の火災保険の保険金支払額が11月までの累計で144億1,000万台湾元(約410億円)を超え、昨年通年比168%増、過去6年で最高となった。業界関係者は、自然災害のほか、台塑集団(台湾プラスチックグループ)などで工場火災が相次ぎ、1事故当たり保険金支払額が5,000万元を超える大口案件が16件以上に上ったためと指摘した。21日付工商時報が報じた。
この業界関係者によると、大企業の工場物件の場合、保険金額は100億元を超える規模にもなる。台プラグループの案件が確定し実際に保険金が支払われれば、今年の業界の保険金支払額は過去最高を更新する可能性があるという。
このため、企業向けの火災保険の保険料の1割引き上げが実現すれば、損害保険会社は保険料収入が10億元以上増えるため、経営が少しは楽になるとしている。
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