ニュース 電子 作成日:2011年1月21日_記事番号:T00027888
米アップルは、スマートフォン「iPhone」の次世代機種を今夏にも発売するのを前に、台湾メーカーに対する発注を相次いで拡大する動きをみせているようだ。
21日付経済日報によると、金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)がHDI(高密度多層)基板のサプライヤーに加わった。台湾企業では既に華通電脳(コンペック・マニュファクチャリング)、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)がアップルにHDI基板を供給している。
また、発光ダイオード(LED)方式バックライトに関しては、発注先が豊田合成から台湾の晶元光電(エピスター)、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)に変更される可能性が指摘されている。
これに先立ち、iPhoneの付属イヤホンとその関連部品の発注先も日本のフォスター電機から鴻海精密工業、正イ精密工業(フォックスリンク、イは山の下に威)に変更されている。鴻海はイヤホン本体を、フォックスリンクはイヤホンジャックなどをそれぞれ受注。鴻海の受注額は50億台湾元(約140億円)を超えるという。
フォックスリンクは既にアップル向けにコネクターなどを納入しており、アップル向けの出荷額は今年は200億元以上に倍増が見込まれる。
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