ニュース 電子 作成日:2011年1月21日_記事番号:T00027891
パソコン大手の米ヒューレット・パッカード(HP)が、EMS(電子機器受託生産サービス)最大手、鴻海精密工業やシンガポールのフレクストロニクス・インターナショナルへのノートPCの発注を増やした後、今年下半期以降は、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)への発注を再び増やす動きを見せている。21日付電子時報が伝えた。
HPの昨年のノートPC出荷台数は3,900万台で、ネットブックは約10〜15%を占めている。
HPは今年、クアンタが値下げ要求に難色を示す中、鴻海やフレクストロニクスへの発注を増やし、両社は第2四半期からHP向けにネットブックの量産を開始することにしている。これに伴い、クアンタへの発注量は全体の40%から30%以下へと低下した。
ところが、HPは最近、各社に対する発注量の見直しに着手し、今年下半期からクアンタへの発注を再び増やす方針を固めたもようだ。HPは今年5月にネットブックの新機種発売を予定しており、主にクアンタが生産を担当するとみられる。
クアンタは「個別の顧客に関することにはコメントしない」としている。
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