ニュース 電子 作成日:2011年1月21日_記事番号:T00027896
21日付電子時報が韓国・電子新聞の報道を基に伝えたところによると、ソニーは2010年、テレビ用液晶パネルの66%(1,700万枚)をサムスン電子から調達したが、今年は調達量こそ1,800万枚に拡大するものの、全体に占める比率を46%まで低下させ、その分、奇美電子(チーメイ・イノルックス)およびLGディスプレイ(LGD)からの調達を増やす方針とされる。特に奇美電からの調達は、昨年の190万枚から一気に1,200万枚まで増やし、全体に占める割合は7%から31%まで大幅に拡大する見通しだ。LGDからの調達も昨年の10万枚(全体比0.4%)から370万枚(同9%)まで増やすとみられる。
ソニーはまた、友達光電(AUO)からもテレビ用パネルを500万枚(全体比13%)、シャープからも50万枚(同1%)を調達するとみられ、これまで大部分をサムスンに頼ってきたパネルの調達先を分散させる傾向を強めている。
なお、奇美電から調達するのは、液量パネルモジュールではなく半製品の液晶セルとなっており、このことからソニーが価格競争力向上のため、テレビ生産の外部委託をさらに進める姿勢がうかがえる。
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