ニュース 金融 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027908
24日付経済日報によると、兆豊金融控股は中国政府系の金融持ち株会社、中国銀河金融控股と合弁で、中国での資産運用コンサルティング会社の設立を検討している。春節(旧正月)明けに銀河金控の関係者が来台し提携契約を結ぶとみられ、実現すれば中台の政府系金融機関同士で初めての提携となる。また、台湾の政府系金融機関としては、中国で初めての投資銀行事業の展開となる。
両社の合弁は当初、資本金50億台湾元(約140億円)以下、兆豊の出資比率25%以上となる見通しだ。
銀河金控は中国財政部と政府系ファンドの中央匯金投資が出資する、中国で唯一の中央政府系の金融持ち株会社だ。経済日報によると、兆豊金控の蔡友才董事長が今月初旬の訪中時に銀河金控と接触したとみられる。さらに、銀河金控傘下の中国銀河証券も、兆豊の協力の下で、台湾拠点の設置を検討しているようだ。
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