ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

ブランド店が出店ラッシュ、中国人客狙う


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027909

ブランド店が出店ラッシュ、中国人客狙う

 景気回復や中国人観光客の増加を受け、台北市内のブランド品商圏は今年、有名ブランドの出店ラッシュを迎えそうだ。22日付中国時報が伝えた。

 台北101ビルと台北晶華酒店(グランド・フォルモサ・リージェント・タイペイ)地下のブランド品街「麗晶精品(リージェント・ギャラリア)」には、年内に少なくとも56の有名ブランドが合計20億台湾元(約57億円)の巨費を投じ、出店を計画している。

 台北101ビルでは、4階、5階部分がブランド専門売り場として改装される予定で、既にルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、プラダ、ブルガリ、エルメネジルド・ゼニア、ミュウミュウなどが10月をめどに出店する予定となっている。特に、ルイ・ヴィトンは現在の店舗の5倍(500坪)の大型店となる見通しのほか、クリスチャン・ディオールもフランスの本店を上回る200~300坪の面積が見込まれている。

 同ビルの林鴻明董事長は「日本や欧州に行かなくても、台湾で流行の先端を行く最高級の商品を購入できる。銀座のブランド品街にも負けない」と自信を見せた。

 改装中のリージェント・ギャラリアは今年3月下旬以降のオープンを予定しており、これまでに改装前の倍の50店舗の進出が決まっている。このうち、シャネルは面積200坪で台湾での旗艦店となる。また、エルメス、イタリアの靴ブランド「ホーガン」などが出店を決めた。