ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027919
中国鋼鉄(CSC)傘下、中鴻鋼鉄は21日、2月の熱延および冷延製品の台湾市場向け、輸出向け価格をともに引き上げた。値上げ額は、台湾向け価格で1トン当たり850〜1,100台湾元(約2,420〜3,130円)、輸出向けは同50米ドル。熱延製品の値上げ幅は平均6.65%となった。22日付工商時報が伝えた。
中鴻は値上げ理由について、原料コストの上昇を反映させるためと説明。郭啓華・財務副総経理は、「国際スラブ価格が700米ドルまで上昇している。当社製品の値上げ後の価格は、国際市場価格と比べればまだ低い」と述べた。
一方、CSC、中鴻が相次いで2〜3月の熱延製品価格を引き上げたことを受けて、めっき鋼および焼付鋼大手の盛餘(SYSCO)は、溶解亜鉛めっきコイルの輸出向け価格を1トン当たり150米ドル引き上げ、930米ドルとした。また、燁輝企業(YP)も来週、亜鉛めっきコイルの3月輸出価格の値上げを予定している。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722