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中鴻の熱延製品、平均6.65%値上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027919

中鴻の熱延製品、平均6.65%値上げ

 中国鋼鉄(CSC)傘下、中鴻鋼鉄は21日、2月の熱延および冷延製品の台湾市場向け、輸出向け価格をともに引き上げた。値上げ額は、台湾向け価格で1トン当たり850〜1,100台湾元(約2,420〜3,130円)、輸出向けは同50米ドル。熱延製品の値上げ幅は平均6.65%となった。22日付工商時報が伝えた。

 中鴻は値上げ理由について、原料コストの上昇を反映させるためと説明。郭啓華・財務副総経理は、「国際スラブ価格が700米ドルまで上昇している。当社製品の値上げ後の価格は、国際市場価格と比べればまだ低い」と述べた。

 一方、CSC、中鴻が相次いで2〜3月の熱延製品価格を引き上げたことを受けて、めっき鋼および焼付鋼大手の盛餘(SYSCO)は、溶解亜鉛めっきコイルの輸出向け価格を1トン当たり150米ドル引き上げ、930米ドルとした。また、燁輝企業(YP)も来週、亜鉛めっきコイルの3月輸出価格の値上げを予定している。