ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027920
スマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)は22日、世界的な需要拡大で、生産が追い付かない状況となったため、生産の一部を外部委託する方向で検討に入ったことを明らかにした。22日付工商時報が伝えた。
周永明同社執行長は、インターネット上で開いた業績説明会で、「今年のスマートフォン市場は2けた台の成長を続ける見通しで、ハイエンド製品に対する需要は依然として旺盛だ。生産能力の積極的な拡充で発注に対応するほか、生産の外部委託についても検討を進めている」と述べた。
同社は今年第1四半期の出荷台数を前年同期比157%増の850万台、売上高を同147%増の940億台湾元(約2,670億円)と予測している。いずれも証券業界の予測とほぼ同水準。大幅な増収予測の背景には、アンドロイドOS(基本ソフト)搭載の主力機種「Desire HD」の販売好調が挙げられる。
周執行長は「今年は新興市場での販売強化に着手するが、依然としてハイエンド機種が主力になる」と説明した。
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