ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027921
華碩電脳(ASUS)は、銅など原材料価格の高騰を受け、各市場でマザーボード価格を相次いで値上げしている。
24日付電子時報によると、同社マザーボード事業処の林哲偉総経理は「銅価格が1トン9,000米ドルの大台を超え、中国の生産委託先で労働力不足が解消しないため、このほどマザーボードの値上げを決定した。上げ幅は各市場の特性や受容度によって異なる」と説明した。
マザーボード各社は、自作パソコンの需要減少で業績が伸び悩んでおり、これまで値上げには慎重だった。今回、大手のASUSが値上げに踏み切ったことで、業界各社に値上げが波及する可能性がある。
今年上半期のマザーボードの値上げ幅は5~10%、最大で15%とみられる。林総経理は「マザーボードが値上がりしても、他の部品が値下がりしており、消費者のPC購入コストが大幅に増大することはなく、購買意欲にも影響は出ない」との見方を示した。
ASUSのマザーボード出荷枚数は、昨年第4四半期が560万枚だった。昨年通年では2,160万枚で、当初目標の2,500万枚には遠く及ばなかった。
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