ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027922
ノートパソコン受託生産大手、英業達(インベンテック)の李詩欽董事長は21日の忘年会(尾牙)で、今年の売上目標として、前年比30%増の4,500億台湾元(約1兆2,800億円)を掲げた。同時にノートPC以外の製品の売上構成比を30%(09年12%、10年22%)に引き上げ、ノートPCの30%を中国重慶工場から出荷する「3つの30」達成を目指す。22日付工商時報が伝えた。
李董事長はノートPCの競争が激化する中、スマートフォン、タブレットPC、スマートブックの3種類のスマートデバイス機器に注力する方針を示した。2013年には出荷規模をノートPCと同水準まで拡大し、成長の原動力としたい考えだ。ノートPCの昨年出荷は1,600万~1,700万台だった。
サーバーは昨年5割成長し、今年もヒューレット・パッカード(HP)やデルへの出荷拡大が見込める。企業向けコンピューター事業部門の売上高は今年1,000億元を突破する予測だ。
このほか、▽液晶モニター受託生産世界最大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)との合弁会社、英冠達(TPV−インベンタ・テクノロジー)▽オンキヨーとの合弁、天津英安達科技(オンキヨー・インベンタテクノロジーズ)▽多結晶シリコン太陽電池の英穏達──の投資事業3社で売上高10億米ドル以上を目指す。
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