ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027923
NECが聯想集団(レノボグループ)と日本のパソコン事業において合弁交渉を進めていることが明らかになったことを受け、24日付電子時報は、「これが実現すれば、NECからPC生産を受託する台湾メーカーも影響を受ける」との見方を示した。
業界関係者は、それぞれにサプライチェーンを形成しているNECとレノボは今後、事業規模の拡大に伴う部品調達コストの引き下げ、特定メーカーへの生産委託集中による委託価格の引き下げを進めるとみられ、その場合、委託先の変動が起きることは必至だと指摘した。
NECはかつて、ノートPC生産を主に神基科技(Getac・テクノロジー)、大衆電脳(FIC)、華宇光能(アリマ・フォトボルタイック&オプティカル)など中堅メーカーに委託していたが、こうしたメーカーがノートPC受託業務の薄利化が進んだことに伴い事業を縮小しているため、広達電脳(クアンタ・コンピューター)や仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)など大手との提携を進めている。最近では微星科技(MSI)にもNECがノートPC生産を委託するとの観測が出ている。なおデスクトップPCについては、一貫して神達電脳(マイタック・インターナショナル)が主に受託生産している。
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