ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027924
2008年1月に華碩電脳(ASUS)から分社した電子製品受託生産メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)の童子賢董事長は23日の忘年会(尾牙)で、「今年は大幅な成長が期待できる」と飛躍に強い自信を示した。米アップルのスマーフォン「iPhone」CDMA通信方式対応機種や宏碁(エイサー)向けノートパソコン出荷が始まったほか、東芝やソニーなどからのタブレットPC大口受注が貢献する見通しで、今年の連結売上高は昨年比2〜3割増の5,000億〜5,500億台湾元(約1兆4,000億〜1兆5,600億円)を目指す。24日付電子時報などが報じた。
ペガトロンのノートPC出荷は、最大顧客のASUSだけでなく、エイサーや東芝などからの受注が加わり、昨年の1,530万〜1,540万台から今年は1,800万〜2,000万台へと2〜3割増が見込まれる。液晶テレビ出荷も昨年の200万台から今年は400万台へと倍増すると市場で予測されている。
同社中国工場では従業員7万〜8万人のうち1万〜2万人が春節(旧正月)休暇返上で生産を急ぐ予定で、童董事長と程建中執行長も同期間中、上海、蘇州工場(江蘇省)に出向き、出勤した従業員とともに年を越す。なお受注増に応じ、華東地区でさらに1万人以上の人材募集も行う。
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