ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027926
宏碁(エイサー)の林顕郎副総裁は21日、タブレットパソコン人気で市場縮小が懸念される低価格ノートPC(ネットブック)撤退観測を改めて否定した上で、今後他社のネットブック撤退が進み、同社のシェアはさらに拡大するとの見方を示した。22日付蘋果日報が伝えた。
林副総裁によると、エイサーの昨年のネットブック出荷は1,000万台以上で、市場規模3,500万台のシェア28%以上を占め、首位だった。エイサーは社内で、ネットブックを含むノートPC全体の今年の出荷目標を昨年(4,000万台以上)比20%成長に定めたようだが、ネットブックに限った出荷目標は公表していない。
一方スマートフォン出荷は昨年100万台余りと目標の半分にとどまったが、今年は遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)や台湾大哥大(タイワン・モバイル)との提携で、500万~600万台に成長する可能性が高いと楽観している。ただ証券会社は、年間3,000万~4,000万米ドルのマーケティング費用や、スマートフォン大手の大半が自社開発を行っていることから、エイサーのスマートフォン事業の成功に慎重な見方を崩していない。
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