ニュース 電子 作成日:2011年1月24日_記事番号:T00027927
中堅DRAMメーカー、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)が、▽メモリー自社製品生産▽メモリー受託生産▽非メモリー受託生産──の3事業群への事業再編に着手した。同社幹部によると、これまで研究開発(R&D)部門やマーケティング窓口は全社で一つしかなかったが、今後は各事業群がそれぞれ責任を持つことになる。24日付経済日報が報じた。
新たに再編される3事業群のうち、メモリー自社製品生産の事業規模が最大だが、最も期待されるのは規模が最小の非メモリー受託生産だ。プロモスは、スマートフォン用液晶パネル駆動ICを主要ターゲットとする計画で、既に少量ながら受注交渉を行っているという。
なお証券会社によると、同社は昨年100億台湾元(約280億円)を超える赤字となったとみられ、さらにDRAM価格下落の影響を受け、経営危機に直面しているとの観測も出ている。しかし同社は「すべて正常で、従業員の給与・ボーナスも問題なく支給している」と強調した。
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