ニュース 石油・化学 作成日:2011年1月25日_記事番号:T00027945
行政院経済建設委員会(経建会)は25日、高雄港洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期工事の計画を認可し、台湾中油を中心とする石油化学メーカー10社は来年にも、高雄港で面積256ヘクタールの埋め立て工事を開始する。25日付経済日報が伝えた。
台湾中油、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、台湾聚合化学品(USI)、李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)など10社は26日にも高雄港務局と投資意向書を取り交わす。埋め立て工事は来年から始まり、2019年の完成を見込む。完成後は石油製品の備蓄輸送基地となる。
洲際貨櫃中心第2期の総工費は906億台湾元(約2,570億円)、うち民間投資は624億元で、石化業界を含め全体で422.5ヘクタールの大規模な埋め立てが行われる。台湾中油は高雄製油所(高雄市楠梓区)を2015年までに閉鎖、移転するのに伴い、大林製油所(同市小港区)の貯蔵設備、埠頭(ふとう)などを洲際貨櫃中心第2期に一部移転することを計画している。
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