ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年1月25日_記事番号:T00027948
フォルクスワーゲン(VW)やボルボの販売を手掛ける太古汽車集団はこのほど、イタリアのオートバイメーカー、ピアジオのスクーターブランド「ベスパ」の代理権を獲得した。「ベスパ」は同集団にとって大型オートバイ「ハーレーダビッドソン」に続く2件目の二輪車ブランドで、今年3月から台湾市場で発売し、初年度の販売台数1万台を目指す。25日付工商時報が伝えた。
ベスパの販売は同集団傘下の太古運通が手掛ける。直営店とディーラーの2体制を取り、台北(西門町)と高雄で直営旗艦店を設置するほか、ディーラー10社との提携で全土で販売する。
太古運通が導入するのは台湾で最も普及している排気量125ccと150ccの2車種で、輸入関税込みで10万台湾元(約28万円)以上となる見込み。価格面で競争力が懸念されるものの、同社は「(台湾の)第5期排ガス基準適合車種は125ccで7万元以上で、輸入車との価格差は相当縮まっている上、ベスパのユニークなデザインで購入意欲を刺激できる」と楽観的な見方だ。
なお、ベスパは50年ほど前から台湾偉士伯が台湾で組み立て販売を行っていたが、スクーターの普及で台湾市場から一度姿を消し、その後漢順国際実業が代理権を獲得して販売していた。
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