ニュース 電子 作成日:2011年1月25日_記事番号:T00027952
日本の市場調査機関、矢野経済研究所が24日発表した調査結果によると、2010年の台湾発光ダイオード(LED)市場規模は1,210億台湾元(約3,400億円)で前年比60%成長したと見込まれる。なお同研究所は11年の市場規模を1,703億元、12年は2,385億元とそれぞれ約40%の成長を予測している。
台湾LED市場の成長はこれまで、携帯電話やノートパソコンなど向け中小型液晶バックライトへの採用によって支えられてきたが、昨年は液晶テレビ向け大型バックライトでの採用が拡大した。品質向上に伴いLEDテレビ需要が旺盛な韓国市場向けの輸出も伸びた。
また台湾の主要LEDメーカーは、成長が見込まれる中国の照明市場をターゲットとしており、現地での生産拠点設置も積極的に進めている。
中国LED市場は10年が前年比17%増の266億人民元(約3,300億円)の見込みで、11年は24%増の332億人民元、12年は414億人民元の予測だ。韓国LED市場は10年見込みが161%増の4兆9,500億ウォン(約3,650億円)、11年予測は56%増の7兆7,150億ウォン、12年予測は10兆8,800億ウォンだ。
調査は10年8〜11月に台湾、中国、韓国のLEDチップ、パッケージング(封止)、照明など関連メーカーを対象とした面談、および文献に基づいている。
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