ニュース 電子 作成日:2011年1月25日_記事番号:T00027953
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下のDRAM大手、南亜科技は、経済部の支援を受け、シリコン貫通電極技術で複数のチップを垂直方向に積層した3次元DRAM(3D−DRAM)の開発に着手する。投資規模は1億台湾元(約2億8,000万円)で、経済部技術処が40%を支援する。25日付工商時報が伝えた。
経済部はこのほど開いた「業界科専計画指導会議」で、南亜科技からの支援申請を認可した。
南亜科技は、これまで積み上げたDRAM技術と工業技術研究院(工研院)のシリコン貫通ビア(TSV)技術を組み合わせ、高容量の3次元DRAMの製品化を目指す。同時に電力消費量が少なく、小型のシリコン貫通電極技術の開発を進める。
同社は年内にも試験的な量産体制に入り、2013年時点で年間10億元の生産額を見込む。13年時点でシリコン貫通電極技術による商品は半導体需要量の4〜5%を占めると予測されている。
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