ニュース その他分野 作成日:2011年1月26日_記事番号:T00027965
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が25日発表した1月の消費者信頼感指数(CCI)は8カ月連続上昇の86.78ポイントで2001年の調査開始以来の最高、上昇幅も前月比3.62ポイントと過去最高となった。同大経済系の朱雲鵬教授は「景気回復の実感が消費者の間に広がってきた」と指摘した。26日付工商時報が伝えた。
1月は同指数を構成する6項目すべてで上昇、▽「今後半年の株式投資機会」、102.4ポイント▽「今後半年の就業機会」、95.85ポイント▽「今後半年の台湾域内景気」、89.85ポイント──の3項目は過去最高を記録した。特に「株式投資機会」は、楽観・悲観の分岐点となる100ポイントを初めて突破した。また「就業機会」も、見通しを「良い」とみる消費者が32.7%と、初めて「悪い(32.3%)」を上回った。
なお前月比上昇幅が最高となったのは「今後半年の物価水準」で、5.50ポイント上昇し58.05ポイントとなった。ただ依然として悲観傾向の範囲内にある。
このほか、▽「今後半年の耐久消費財の購買機会」、93.10ポイント(同2.40ポイント上昇)▽「今後半年の家庭の経済状況」、81.45ポイント(同3.75ポイント上昇)という結果だった。
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