スターウッド・グループ傘下の高級ホテル「台北Ｗホテル」が、統一阪急台北店の入居する台北市信義計画区の市政府駅ターミナルビル高層部で２月14日にオープンする。オープン当初は客室405室の半数のみ使用、昨年11月から受け付けているオンライン予約で既に７割以上が予約済みとなっている。料金はキャンペーン価格で8,300台湾元（約２万3,500円）から。26日付工商時報が伝えた。
台北Ｗホテルのケアリー・グレー総経理は、台湾市場のニーズに合わせ、同ホテルとしては初めて中華料理レストラン、大型宴会場を設置したと述べた。
台北市では昨年10月に台北寒舎艾美酒店（ルメリディアン台北）、12月に日本の名門老舗旅館「加賀屋」の台湾分館「日勝生加賀屋国際温泉飯店（北投温泉）」が12月にオープン。また現在、内装工事を進めている台北文華東方酒店（マンダリン・オリエンタル台北）も今年４月にプレオープンを予定しており、高級観光ホテル市場の競争激化が見込まれる。
