ニュース 建設 作成日:2011年1月26日_記事番号:T00027972
台北市と新北市が連携して都市計画を進める「黄金双子城(黄金ツインシティー)計画」が近く始動する。台北市政府の丁育群・都市発展局長は25日、不動産業界の座談会に出席し、「都市再生」を柱として、6つの優先計画と4地域の都市再生開発計画を推進する構想を明らかにした。26日付工商時報が伝えた。
丁局長は、計画のキーワードとして、「水岸(ウォーターフロント)」、「人文」、「科学技術」の3点を挙げた。
優先計画は、▽淡水河治水整備計画▽ハイテク・文化創造園区▽西区(台北駅周辺や西門町)の再活性化▽大稲埕埠頭(ふとう)付近の古い町並みの再生▽都市交通システム(MRT)士林駅から故宮博物院に至る故宮瑰宝大道の整備▽松山たばこ工場跡の台北ドームと文化園区の整備──の6項目。
都市再生開発計画は、▽双子星ベルト商圏▽南港新東区▽淡水河マンハッタン▽公館「水岸新世界」──の4地域が対象だ。
丁局長は「都市更新(都市再開発)は都市発展の手段だ。初期の都市更新は街区の再建築が主体だったが、現在の都市更新は都市を再生し、都市に新たな命を吹き込むものとなっている」と指摘した。
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