ニュース 電子 作成日:2011年1月26日_記事番号:T00027980
華碩電脳(ASUS)から分社した電子製品受託生産メーカー、和碩聯合科技(ペガトロン)はこのほど、今後の受注拡大が期待される顧客、宏碁(エイサー)が中国第2経営本部設置を決めている中国重慶市に生産拠点を構えることを確定したもようだ。第2四半期に正式発表する見通しだ。26日付電子時報が部品業者の話を基に伝えた。
ノートパソコン業界では、大手ブランド・受託メーカーの中国内陸部における拠点設置が相次いでおり、まだ態度を表明していないASUSとペガトロンの動向が注目を集めている。
ライバル企業が内陸進出を進める中、ペガトロンは従来「急いで内陸に工場を建ててもあまり効果はない」との考えを示していたが、エイサーと東芝が今後2年間の重要顧客となるとみて、重慶での拠点設置を決めたとみられる。なお東芝は内陸部進出を表明していない。
一方、この部品業者によると、ASUSも生産委託先や現地政府による補助など誘致条件に大きな変化がなければ、遅くとも第2四半期までに、重慶での経営本部設置を発表するとみられる。
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