ニュース 電子 作成日:2011年1月26日_記事番号:T00027982
シャープは25日、同社の液晶関連の特許7件を侵害しているとして、台湾の液晶パネル大手、友達光電(AUO)を米国際貿易委員会(ITC)およびデラウエア州地方裁判所に24日(米国時間)提訴したと発表した。またITCにおいては、AUOのパネル・モジュールを使用する液晶テレビ・モニターメーカーに対しても、該当製品の米国輸入および販売の差し止めを求め提訴した。これに対しAUOは、「当社は他社の知的財産権を尊重しており、他社も当社の権利を尊重するよう希望する」とした上で「自社と顧客の権益を守るため尽力する」とコメントした。26日付電子時報が報じた。
同紙によると、今回シャープが提訴したのはAUOのほか、▽三洋電機▽LGエレクトロニクス▽明基電通(BenQ)▽海爾集団(ハイアール)▽TCL集団▽ビジオ──の6社。
シャープとAUOは2002〜05年にかけても特許侵害訴訟を争い、06年3月に和解。クロスライセンス契約を交わした。同契約は10年末に期限を迎えたが、更新で合意に達しなかったためシャープは提訴に踏み切ったという。
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