ニュース 電子 作成日:2011年1月26日_記事番号:T00027983
半導体メモリーのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、力成科技(パワーテック・テクノロジー)は25日、今年の設備投資額を100億台湾元(約283億円)へと、前回の業績説明会で示した120億元から16.7%縮小することを明らかにした。主要顧客向けで今年、出荷量減少が予想されることが理由だ。26日付経済日報が伝えた。
同社の昨年第4四半期の売上高は、前期比2.2%増の100億5,700万元で小幅増だったものの、純利益は同12.4%減の18億1,600万元だった。粗利益率は台湾元高の影響を受け同2.9ポイント下落し25.1%となった。
同社は今期について、エルピーダメモリの減産、東芝の停電などの影響で、前期比1割の減収が見込まれたが、DRAM各社が単価の高いモバイルDRAMの比率を高めていることで、3%減に抑えられるとの見方だ。ただ、粗利益率は元高が続くためさらに1~2ポイント下落すると予測している。
蔡篤恭董事長は、第2四半期からモバイルDRAMの受注が倍増、DRAM出荷の35%を占めるまでとなり、売上の伸びをけん引するとの見通しを示した。今年通年で10~15%の増収を見込む。
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