ニュース 社会 作成日:2011年1月27日_記事番号:T00027992
台湾でがん治療の権威として高い評価を受ける和信治癌中心医院(台北市)の血液腫瘍科主任医師、黄麟傑容疑者(40代、既婚)が、金銭トラブルから2年前に中国遼寧省で浮気相手の女性(28)を殺害した疑いが強まり、中国公安当局の指名手配を受けた士林地検は26日、黄容疑者を殺人の疑いで逮捕した。27日付蘋果日報が伝えた。
調べによると、中国人の浮気相手に金銭をだまし取られたと考えた黄容疑者は、2009年末に遼寧省大連市内のホテルで交渉に及んだ際、口論の末、同女性を睡眠薬で眠らせ、枕を顔に押し付けて窒息死させた疑いが持たれている。黄容疑者は犯行後台湾に戻り、2年にわたり診療を続けていたことになる。
指名手配を受け、士林地検は今月24日に関係先を家宅捜索し、事情聴取を行った。黄容疑者は容疑を否認したものの、ホテルの監視カメラの映像などが決め手となり逮捕された。逮捕を受け、病院側は黄容疑者に停職処分を下した。
黄容疑者は消化器系のがんが専門で、病院側の説明によると、物静かな性格だったという。
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