ニュース 食品 作成日:2011年1月27日_記事番号:T00028003
中国で即席めん、飲料などの「康師傅」ブランドを展開する台湾系企業、康師傅控股(香港上場)は昨年、中国市場における非炭酸飲料の販売シェアが20%を超え、コカ・コーラを抜き初めて首位に立ったことがACニールセンの調査で明らかになった。同社は2009年、打倒コカ・コーラを目標に掲げた5年計画を定めたが、2年目で早くも達成した。27日付経済日報が伝えた。
魏応州・康師傅董事長は中国シェア首位となった要因について「コカ・コーラは当初、生産は外部委託としてマーケティングに注力していたが、その後20億米ドルを投じて工場を設置するなど大幅な戦略転換を図った。一方、当社は最初から自社生産に取り組み、運営効率と規模で勝った」と述べた。
同社は今後もコカ・コーラとの差を広げたい考えで、今年は工場10基以上の新設を計画、設備投資額は6億米ドルを突破し過去最高を更新するとみられる。
同社の主力飲料商品である茶系飲料とボトル入り飲料水は、中国シェアが昨年それぞれ56%、25%でともに首位。また果汁飲料もシェア18%でコカ・コーラに次ぐ2位となった。
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