ニュース 電子 作成日:2011年1月27日_記事番号:T00028008
中華電信の呂学錦董事長、張暁東総経理らが26日、鴻海精密工業の社屋を訪問した。鴻海の郭台銘董事長の招きにより実現したもので、双方の接近ぶりが注目されている。27日付工商時報が伝えた。
中華電信は今年、マルチメディア・オン・デマンド(MOD)、クラウド・コンピューティングなどの事業分野に注力する構えを見せており、鴻海は中華電信との長期的な提携関係構築を視野に入れているとみられる。
鴻海と中華電信は、セットトップボックス(STB)の特許訴訟で一時対立した時期があり、現在でも中華電信の設備調達に鴻海が入札することがほとんどないなど微妙な関係が続いている。
呂董事長は鴻海側との接触について、「相手(鴻海)を尊重し、コメントは控えたい。ただ、交流を行うことは重要だ」と述べた。鴻海の広報担当者はコメントを避けた。
鴻海のライバルである広達電脳(クアンタ・コンピューター)は昨年、中華電信とクラウド・コンピューティング分野で提携している。
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