ニュース 電子 作成日:2011年1月27日_記事番号:T00028009
液晶パネル大手、友達光電(AUO)は26日、新竹科学工業園区(竹科)で光電エネルギー研究開発(R&D)センター「前瞻研発中心」の着工式を開催し、「先進的で革新的なグリーンエネルギー技術などをターゲットとする当センターで、今後2,000人のエンジニアおよび管理職を募集する」と表明した。奇美電子(チーメイ・イノルックス)も同日、「今年の募集人数は検討中だが、少なくとも3,000人以上」としており、業界大手2社の今年の新規採用規模は合計5,000人を上回る見通しとなっている。27日付経済日報が報じた。
前瞻研発中心のくわ入れ式に臨む李焜耀董事長(中)ら(AUO提供)
AUOが新設する「前瞻研発中心」は敷地面積1.5ヘクタール、延べ床面積1万5,000坪で、2012年第3四半期に完成予定だ。世界的な研究機関や企業と提携し、同社の中長期的な先進技術の基礎を築くための土台とする。
なお、奇美電を傘下に置く鴻海科技集団(フォックスコン)はこのほど、太陽電池大手、益通光能科技(イートン・ソーラーテック)の筆頭株主となり、太陽エネルギー事業への本格参入を果たしており、AUOと奇美電の争いは、液晶パネルからグリーンエネルギー産業まで拡大している。
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