ニュース 電子 作成日:2011年1月27日_記事番号:T00028010
27日付電子時報などによると、鴻海精密工業が液晶パネルバックライトモジュール大手の中強光電(コアトロニック)に対し、1株当たり55台湾元(約156円)で15%の出資を行うという観測が26日、市場で浮上した。ただ、中強光電は「そうしたことはない」と否定した。
中強光電は昨年末、グンゼと合弁で中国広東省・広州経済技術開発区にタッチパネル工場を設置することを決めた。同工場は今年3月に量産開始予定で、主にタブレット型パソコン向け10インチ前後の透過型静電容量方式タッチパネルを生産する予定。市場では、今年中小型タッチパネルの生産能力で大幅な拡充を計画している鴻海傘下の奇美電子(チーメイ・イノルックス)からの受注に応じることが主要目的とみられている。
このほか鴻海には、奇美集団傘下のバックライトモジュールメーカー、奇菱科技(チーリン・テクノロジー)から生産ラインを買収するとの観測もあるが、これについても鴻海、奇菱とも否定している。
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