ニュース 電子 作成日:2011年1月27日_記事番号:T00028016
宏碁(エイサー)が26日発表した昨年通年の連結売上高は前年比9.7%増の6,296億6,000万台湾元(約1兆7,800億円)、純利益は150億7,000万元で、ともに過去最高となった。一方、第4四半期の売上高は前期比10.6%減の1,497億1,000万元で、市場予測の5〜10%減をさらに下回る結果となった。27日付工商時報が伝えた。
エイサーは「台湾元高の利益への影響は限定的」との説明だが、工商時報は、第4四半期売上高の前年同期比減少率が米ドルでの計算では7.3%にとどまり、台湾元での計算値よりも3.7ポイント低かったことから、為替レートが業績に打撃を与えたことは明らかだと指摘した。なお、通年売上高の前年比成長率は、米ドル計算のほうが台湾元計算よりも4.5ポイント高い14.2%となる。
また、市場調査機関IDCの統計によると、エイサーは昨年第4四半期、低価格ノートパソコン(ネットブック)の販売不調に加えて、欧州での暴風雪の影響でPC全体の出荷台数が前年同期比15%減の977万5,000台に落ち込んだ。
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