ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

遠東百貨進出、台中のブランド市場に変動【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028029

遠東百貨進出、台中のブランド市場に変動【表】

 今年9月末までに台中店の開業を見込む遠東百貨(ファーイースタン・デパートメントストアズ)が、台中で広三崇光百貨(広三そごう)、新光三越百貨と三つどもえのブランド誘致合戦を繰り広げている。

 業界筋によれば、遠東百貨は1億5,000台湾元(約4億3,000万円)の内装費用を負担する条件で、台中店へのシャネル誘致に成功したもようだ。

 昨年末でシャネルが撤退した広三そごうは、客足の流出を防ぐため、これまでシャネルが使っていた1階、2階のスペースにグッチの大型ショップを誘致した。4月にも内装工事を完了して開店する予定だ。広三そごうの店舗は、台湾中部でグッチの旗艦店と位置付けられる。

 このほか、ブルガリは2月末に新光三越から撤退し、広三そごう、遠東百貨に出店先を変更する。

 エルメスは広三そごうのほか、新たに遠東百貨に台中2号店を出店する。

 業界関係者によると、台中地区のブランド市場は年間40億元規模で、毎年不況知らずの成長を続けている。このうち、シャネル、エルメス、グッチは単店舗で売上高が3億元を超えるという。