ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028033
28日付経済日報によると、中国鋼鉄(CSC)が、2月末に発表する台湾市場向け鋼板製品価格を1トン当たり2,000台湾元(約5,700円)以上、10%程度引き上げるとの観測が市場で出ている。原料の国際価格が急騰していることが主な理由だ。実際に2,000元以上の値上げとなれば、昨年6月以来最大の上げ幅となる。
アナリストによると、鉄鋼原料のスポット価格は現在、鉄鉱石が1トン当たり200米ドルの過去最高水準に、石炭もオーストラリアの洪水被害で同300米ドルに達し、契約価格を3割以上上回っている。
CSCの3月価格は熱延製品で1トン当たり680~690米ドルだが、日本のFOB(本船甲板渡し条件)オファー価格は750米ドルとなっていることなどから、春節(旧正月)明けの相場は800米ドル以上となる可能性もあり、CSCには70米ドル以上の値上げ余地があるとみられている。
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