ニュース 石油・化学 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028035
台湾中油は、2015年までに操業を停止する高雄製油所のプラント移転先として、系列の石油化学メーカー、およびマレーシア企業ビンナリと共同で30億米ドルを投資し、マレーシアの首都クアラルンプール近郊に面積600ヘクタールの石油化学コンビナートを建設する計画だ。28日付経済日報が伝えた。
台湾中油は先ごろ、林勝益副総経理を現地に派遣し、ビンナリと詰めの交渉を進めている。
同社幹部は「高雄の第5ナフサ分解プラント(通称五軽)の継続操業ができないとすれば、海外移転しかない。五軽がマレーシアに移転する場合、傘下のメーカーも同時に進出する意向を示しており、投資額は30億米ドルに達する」と指摘した。
また、環境影響評価審査が難航している国光石化科技(KPTC)の大型石油化学プラント(八軽)との関連について、同幹部は「マレーシアへの投資計画は五軽の移転を目的に計画したもので、現在全力で推進している国光石化の投資計画とぶつかる
ことはない」と指摘した。
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