ニュース 電子 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028038
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が27日発表した昨年第4四半期の売上高は前期比17.5%減の1,026億500万台湾元(約2,900億円)、最終損益は市場予測を大幅に下回る113億3,900万元の赤字となった。液晶テレビ用パネル価格が約2割下落したことが影響した。28日付経済日報が伝えた。
AUOの楊本予財務長は、その他の赤字要因として、▽顧客の年末在庫調整に伴う出荷延期▽台湾元高▽生産能力拡大と新事業への投資額増加──を挙げた。
彭双浪執行副総経理は今後のパネル価格動向について、「既に3カ月以上コスト割れ状態が続いており、過去のケースからみて、3月下旬には反発する」との見方を示した。また、第1四半期の生産ライン稼働率については、中国市場における春節(旧正月)の液晶テレビ需要が好感できるため、80%に達すると予測している。
なお、同社は今年の設備投資額を、前年比約11%増の900億〜950億元と見込んでいる。8割を液晶パネル事業、2割を太陽エネルギー事業に充てる。
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