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AUO系列のシピックス、今年電子ペーパー出荷400万枚も


ニュース 電子 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028039

AUO系列のシピックス、今年電子ペーパー出荷400万枚も

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪執行副総経理は、系列の米シピックス・イメージング(中国語名、達意科技)による電子ブックリーダー向け電子ペーパーの出荷は今年、8〜10倍に成長するとの見通しを示した。2010年の出荷量は40万枚足らずだったが、今年は320万〜400万枚へと大幅に拡大することになる。28日付電子時報が報じた。


彭双浪AUO執行副総経理は、今年中にカラーフィルター(CF)が不要なカラー電子ペーパーを発表すると語った。現段階で量産開始時期は未定だ(27日=中央社)

 彭執行副総経理によると、シピックスの電子ペーパーは昨年上半期、量産に問題が発生したが、下半期に解決しており、今年は大幅な成長が期待できると語った。電子ブックリーダーの世界市場規模は昨年の1,200万〜1,300万台から、教育現場向けなどで成長が続くと好感している。

 今年の電子ブックリーダー世界市場規模を2,000万台とすると、シピックスの電子ペーパー市場シェアは16〜20%となる計算だ。昨年は、電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)がシェア90%を占めた。