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水晶デバイスの希華晶体、南科で生産能力増強へ


ニュース 電子 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028040

水晶デバイスの希華晶体、南科で生産能力増強へ

 水晶デバイスおよび微小電子機械システム(MEMS)メーカー、希華晶体科技(シワード・クリスタル・テクノロジー)は27日、南部科学工業園区(南科)の水晶デバイス工場の整備および運転資金のための、12億台湾元(約34億円)の協調融資(シンジケートローン)契約を中華開発工業銀行などと締結した。同工場は7月に稼動可能となる見通しで、今年の売上高は20%以上増、利益増倍が目標だ。28日付工商時報が伝えた。

 同社は昨年7月、既に廃業している漢昌科技の工場と水晶育成の圧力容器(オートクレーブ)34基を5,619万元で落札した。これを整備し、光学材料の研磨やつや出しを手掛ける方針だ。

 同社はこのほか、MEMS事業の拡大にも取り組んでいく。年末までに月産1,000万個、月間売上高150万米ドルに引き上げる計画だ。