ニュース 電子 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028041
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は27日の業績説明会で、「スマートフォンやタブレット型パソコンなどモバイル・コンピューティングが既に主流になっている」と述べ、今年もフル操業の状態が続くとの楽観的な見通しを示した。28日付工商時報が伝えた。
このうち、タブレットPCについては、今年下半期から爆発的な成長が見込まれるとした。
TSMCはスマートフォンやタブレットPCに使用されるチップを多数生産しているため、同社は為替変動がないと仮定した上で、今年の売上高が前年比で20%伸びると予測した。
同社はまた、マイクロソフトが来年発売するとされる基本ソフト(OS)の「ウインドウズ8」がARMアーキテクチャーのプロセッサーを支援することを好材料として上げた。
張董事長は「ARMプロセッサーの供給業者はすべてTSMCの顧客であり、ウインドウズ8がARMを支援すれば、TSMCの売り上げにプラスとなるのは明らかだ」と述べた。
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