ニュース 電子 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028044
ゴールドマン・サックス証券の金文衡アナリスト(アジア科学技術産業研究部)によると、宏碁(エイサー)が昨年第4四半期の業績低調を受け、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)と緯創資通(ウィストロン)に対するノートパソコン生産委託の発注を縮小した。28日付工商時報が伝えた。
金アナリストは27日、ノートPC業界全体の今年第1四半期出荷予測を、主にエイサーの出荷縮小で前期比8%減となると、当初の同6%減から下方修正した。このほかにも、欧米市場の需要に目立った強さがないことや、CMOSイメージセンサーやスピーカーなど一部部品の供給ひっ迫、春節(旧正月)前後の人手不足や電力供給ひっ迫など多くの懸念材料を挙げた。なお今年通年は、前年の水準が低かったため前年比成長率は毎四半期伸びるものの、前期比では横ばいが続くとの予測を示した。
また、バークレイズ・キャピタル証券の楊応超アナリスト(アジア太平洋地区ハードウエア製造産業)も、今期のノートPC出荷予測を前期比5%減へと、これまでの同2%減から下方修正した。過去5年の平均値、同7%減はやや上回る予測だ。
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