ニュース 電子 作成日:2011年1月28日_記事番号:T00028046
華碩電脳(ASUS)の沈振来執行長は、NECと聯想集団(レノボグループ)の日本における合弁会社設立計画の発表を受け、「(ASUSが2008年に打ち出した、3年以内にノートパソコン世界3大ブランド入りを目指す)『33計画』達成の難易度が増した」と語った。28日付電子時報が報じた。
沈執行長は、日本市場シェア10%以上のNECとレノボの合弁が日本市場に影響を及ぼすのは明らかだが、ASUSは既定戦略の推進を継続すると語った。なお中国では、現在2位の一般消費者向け市場で地方展開を進めるほか、比較的弱い商用市場についても、今年の重点としたいと語った。
一方、NECとレノボの提携により、台湾メーカーへの生産委託に変動が起きると市場でみられていることに関し、ある台湾の受託メーカーは、日本企業は提携パートナー選定に時間をかけるため、NECが短期間で生産委託先を変更することはないと指摘。レノボも緯創資通(ウィストロン)、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、微星科技(マイクロスター・インターナショナル、MSI)などへの発注をただちに変えることはないとの見方を示した。
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