ニュース その他分野 作成日:2011年2月8日_記事番号:T00028058
行政院主計処が先月31日に発表した最新統計によると、昨年第4四半期も景気拡張が続いたため、2010年通年のGDP(域内総生産)成長率(概算)は、過去23年で最高となる10.47%まで上昇した。主計処は、世界経済は今後も楽観できるとして、今年の輸出額が3,000億米ドルを突破するとの見方を示し、11年経済成長率予測を従来の4.51%から5.03%へ上方修正、1人当たり住民総生産(GNP)も初めて2万米ドルを超える2万1,229米ドルと予測した。1日付工商時報が報じた。
昨年第4四半期の経済成長率は11月予測の4.70%を大きく上回る6.48%となり、主計処は貿易、消費ともに予想以上の好調だったと分析した。これにより昨年通年の成長率も11月予測の9.98%を上回り、個人消費成長率も過去6年で最高となる3.68%を記録した。
今年の見通しについては、国際通貨基金(IMF)が今年の世界全体の貿易量が7.2%成長と楽観的な見方を強めているほか、中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(早期実施措置)による関税引き下げが実現したことで、輸出額が11.1%大幅成長すると主計処は予測している。
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